こんにちは、さゆりです。みなさん、お元気ですか。
最近私のレッスンを受けてくれている学生が日本旅行に来たり、日本旅行を計画したりしている話をよく聞きます。みなさんは日本旅行の予定がありますか。みなさんは海外を旅行する時に、何か心配なことがありますか。私が海外旅行をする時によく調べるのは、レストランのこと、そして電車やバスなどの交通のことです。みなさんは日本の交通についてよく知っていますか。日本の交通といえば、新幹線、電車、バス、タクシーなどが旅行の時によく使われるかと思います。今日のポッドキャストでは「日本の電車のマナー」をテーマに話そうと思います。
ある私の学生は日本の電車はとても静かでしたと話していました。みなさんは日本の電車に乗った経験がありますか。日本の電車にはいくつかルールがあります。はじめて乗る人は、ちょっと緊張しますよね。でも大丈夫です。今日はいくつかルールを紹介します。では、さっそく始めましょう。
まず1つ目、電車を待って並ぶ時のルールです。この時はドアの左右で待ちましょう。左右というのは左と右のことです。日本では、電車を待つとき、ドアの前ではなくて、左右に並びます。 黄色い線の後ろで、順番に待ちます。駅によっても違いますが、並ぶための線を書いているところもあります。そして、電車が到着したら、先に降りる人を待ちましょう。みんな降り終わったら、乗るようにしましょう。
次に2つ目、話す声は小さくしてください。車内では、声をひかえめにします。友だちと話すときも、小さな声で短く話してください。たくさん笑ったり、大きな声で電話をしたりするのはあまりよくないです。
そして、3つ目です。スマホの着信音、通信音はマナーモードにして、通話はしないでください。通話というのは、電話で話すことです。 メッセージはOKですが、動画や音楽はイヤホンで聞きましょう。
4つ目に気をつけることは、優先席をゆずることです。体の不自由な方、ご高齢の方、妊娠中の方、小さな子ども連れの方が来たら、席をゆずります。もし、席を譲る時は「こちらの席、どうぞ。」や「どうぞ、こちらに座ってください。」というフレーズを使うといいですね。
5つ目は、リュックは前にする。そして、荷物を小さくすることも気をつけましょう。
これは電車が混んでいる時のことです。人が多い時に気をつけることです。混んでいるときは、リュックを前にかけます。そして、ドアや通路をふさがないように、荷物を体の近くにまとめましょう。
最後の6つ目、かけこみ乗車はしないようにしましょう。かけこみ乗車というのは、ドアが閉まるときに走って乗ることです。これはとっても危険です。次の電車やバスを待てば大丈夫です。安全に気をつけましょう。
それでは、駅や、乗り物の中でよく聞くアナウンスを少し紹介しますね。
「かけこみ乗車はおやめください。」これは、走って乗らないでくださいという意味です。
「足元にご注意ください。」黄色い線や、乗ったり降りたりする時に電車とホームのすきまに気をつけてくださいという意味です。
「携帯電話はマナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください。」携帯電話、スマホの音を消して、電話しないでくださいという意味です。
「優先席付近では席をおゆずりください。」困っている人に席をゆずってくださいという意味です。
そして、電車やバスなどの乗り物でよく使うフレーズも少しだけ紹介しますね。
電車や、バスから降りたいけど、人が多いという時に、使えるフレーズです。「すみません、降ります。」「すみません、通していただけますか。」
この席に座ってもいいのかな?空いているのかな?と聞きたい時は、「ここ、空いていますか。」「この席、空いていますか。」
人に席をゆずる時は「こちら、どうぞ。」「こちらの席、どうぞ。」
今日は「日本の電車マナー」について話しました。みなさんは、日本の電車やバスに乗ったことがありますか。乗った時はどうでしたか。このエピソードの感想や、みなさんの国の電車マナーも、コメントやメッセージで教えてくださいね。
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そして、日本語の練習がしたい方、私はオンラインで日本語のレッスンをしています。興味のある方は、概要欄のメールアドレスからメッセージをください。それでは、今日はここで終わります。また次のポッドキャストでお会いしましょう!